まだ、人生の続きを始めるには至っていないこと。
なんだか急に自分のことを書く気になってしまったので書いておくことにした。
子供の頃「中学受験こそが全て、中学受験が終われば人生全て幸せになれる」みたいなよくわからない教育されてきたから、その先に高校、大学もあって社会に出て働くこととか、確かにおぼろげには理解してたけどステップ上がっていくたびに絶望しか無かった。バカだったからあんまりわかってなかった。
生きてると色々な生き様の人に出会うのに、何故自分はみんなと同じような、決められた、いわゆるふつうの人生を歩んでるんだろうって、ふつうに人並みに考えたりした。
そのうち周りの人より早い段階で夢が出来て、既に道は決められている雰囲気があったけど、反抗して自分のやりたいようにやろうと思った。
そこから転落人生が加速した。
夢を叶えることは人並みの努力ではうまくいかないことも知った。
死に物狂いで頑張らなくて適当にやっていてもそれなりにお金がもらえて生きていけるんだってことも知った。
正直、そんな大人にはガッカリした。
結局なんだかんだで夢は諦めかけていたから、それからは大切な人を守りたくて頑張ることにした。
自分の夢を追うより楽しくて、大事な時間を過ごせた。
途中で道は逸れたけど、このまま結婚して子供が生まれて、自分の親よりもっと子供に尊敬されるような親になって。
そうやってずっとそういう時間が過ぎていくものと思ってた。
結局それもそうじゃなくて、諸々あってうまくいかなくなって、色々なことをリセットして、長い間ニート生活を送った。
個人事業で仕事したり、プログラムの勉強はしてたけど、しばらくの間、人生に何も生きがいを見出せなかった。
親が結婚して僕を産んでくれた年齢に自分の年齢が近付くにつれて、焦りのようなものが大きくなっていった。
その頃、僕に救いの手を差し伸べてくれた人がいて、その人のところでもっとちゃんと勉強して、しばらく一人でがんばろうって思うようになっていた。
大切な目標がある時はある程度考えられたのに、基本的には目標を立てて生きることが苦手で、行き当たりばったりになってる。
だけどまだがんばれてる。
仕事柄徹夜作業もあるけど、無理し過ぎたりもしなくなった。
バランスとれるようになったんだと思う。
最近ようやく、過去の色々なものにキリをつけられたみたいで、落ち着いてきたような気がする。
相変わら仕事もプライベートもずがむしゃらにやり続けても毎日忙しいけど、昔を思い出して気が狂うことも無くなってきた。
自分の人生は、自分がどんな心理状態であろうと、どんな気持ちでいようと、どう考えて過ごそうと、どんどん進んでいくし、
立ち止まるとかそういう表現も正しくないかも知れないけど、僕が前に進むための段階には、まだ至ってないと思っている。
まずこの忙しさから解放されて、自分のために使える時間をもっと増やして、それを自分の大切な人のために使えるようにして、それで自分の世界がうまく回るようにしたい。
そこまでやって、ようやく僕は再スタートなのだと。
時間は相変わらず進むけど、僕はそこまでいって、ようやく、数年前に中断したコンティニュー地点に辿りつけるのだと。