高橋優が好きだ

僕はあんまり音楽に精通していないので、なあなあで流し読みしてくれればそれで構わないです。

初めて彼の歌を聞いたのは有線で、『素晴らしき日常』だった。
いつも大抵有線の曲なんて、耳に入っているようで入っていない。
その程度の認識でしかない中で、彼の曲は「もう一度ちゃんと聞きたい」と思わせる何かがあった。
単純にメロディが好みだったこともあるが、歌詞をしっかり読めば読んだで、これまた深さを感じさせられた。

確かにただ、"想ったことを歌っているだけ"かも知れない。
でもそれはとても身近なことを言っていたり、他人の僕が思っていたことまでも内包して外へと訴えかけている、普遍的だけど攻撃的な、わかっちゃいるけど黙っていられない、そんな複雑な思いが溢れているように感じるのだ。
大人になって初めて知ることやわかることを持って子供が子供の気持ちのまま歌っている、変なフィルタがごちゃごちゃかからない感じ。


『こどものうた』然り、日テレ土曜ドラマQ10の主題歌となった『ほんとのきもち』然り、きっとどこかでみんなこんなことを考えてたり、悩みを抱えていたり、思いを馳せたりしているんだろう、そのありのままを歌っていることそのこと自体が心地良く感じる。


そしてそんな腐った世界で生きている僕らだって、辛い思いをするために生きてるんじゃない。
他人とわかりあえないと諦めてる?そうじゃない。


『福笑い』という曲ではこんな風に歌っている。
きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う


みんな互いに良い関係になれることを望んでいるはずだよ。
言葉が通じなくても、笑顔でいれば笑顔で返してくれる。
(…最近こんなACのCMあったなあ。)



そしてバクマンの新EDとなった『現実という名の怪物と戦う者たち』。
前EDも合ってましたが、これも良い。
夢を信じて生きてきて、残酷な現実に打ちのめされて。
「どうして僕だけが」って思ったこと、「周りの人ばかり幸せそう」に見えたこと、あるある過ぎて何も言えない。



そう、もう何も言えない。
全て彼が歌ってくれてるから、何も言わなくていい。
こんなブログで紹介しなくても、ただyoutubeに直接リンク貼っておくだけで十分その魅力は伝わると思う。
ただ彼の次の言葉が聞きたい。純粋にそう思わせる力のある人だと僕は思っている。



気になったら検索してみて欲しい。

綺羅星
『高橋優』

と。


※あえてふるいにかける意味で『こどものうた』だけリンクおいてみる。

※やっぱり個人的に一番は『素晴らしき日常』です。