PHPカンファレンス2009参加してきました

スタッフの方、発表された方、参加された方々お疲れ様でした。

なんかFlash書き換えextensionの発表見たらテンション上がり過ぎてしまって、その後何故か急激に気持ちが落ちて、Q4Mまでは会場にいたのですが、次の休憩で帰宅してしまいました。LTが一番楽しそうだったんだけど、目前で帰るなんてバカ過ぎる。懇親会も申し込んでなかったしなー。やっぱ躁鬱の気があるのか?


PHPの開発やってて、PHP関連のイベントに参加したのは実は今回が初めてでした。
天涯孤独の独学でずっとやってきましたが、同じもの使って何かやってる人たちと会えたっていうのは素直に楽しかったです。
カンファレンスということで、なんだろ、勉強会よりかしこまった感じで、人と話し辛い感じもあったので、今後はひよっ子ながら勉強会にも積極的に行きたいなあと。



で、「PHP」カンファレンスだったからか、もう前からあって浸透してるのかわかりませんが、yoyaさんの発表に反応上げてる人が少なかったので一応書いておこうかなと思ったりしました。(今回自分はPHPCon初参加だったのですが、よく見ると前回の2008のLTで同じ発表をされてたんですね。)

FlashActionscript)は、(PHP初心者講座でも柏崎さんが言ってたプラス1としても)習得するには、個人的にはかなり良い組み合わせだと思います。
ActionScriptを覚えることも、流行りのJavascriptやるにはいい足掛かりになるでしょうし。
なので、あの発表で少し興味を持たれた方はぜひ色々手を出してもらいたいものです。


というわけでyoyaさんの発表はFlash書き換えextension、SWF Editorについて。
http://pwiki.awm.jp/~yoya/?swfed#faq
一年以上もこれの存在を知らなかった自分が恥ずかしい。きっとあの日は僕だけテンション上がってたのかも?動作環境が限定されるからでしょうか。(PHPのバージョン、OSとか)
このextensionを導入すると何ができるかっていうと、Flashオーサリングツールでパブリッシュとかして出来上がったswfファイルに埋め込まれている画像やテキストを外部から書き換えて出力することができる!というもの。

swfファイルの中身は意外とシンプルにできていて、さらっと書き換えることでいろんなことができるよーという内容でした。
swfmillやmingといったツールもある中で、それを使わない理由も明確でした。
軽くてシンプルで使いやすいことは重要なファクタだと思います。



「コレ何がいいの?」と思われがちですが、例えば.flaファイルを紛失してしまった場合でも、画像やテキストだけ入れ替えれば何かに流用のきくswfだったりした場合、これを使えば使いまわすことができますね。
その他、殆ど内容一緒でちょっとだけ違うといったようなswfファイルを大量に作らなくても済むようになったりするでしょう。

普通にPC向けのFlash開発をしている分にはあまり関心を持たれないのですが、携帯向けFlashLite1.1開発では「ユーザがボタン操作を行わないと通信できない」というloadの問題があります。そのあたりを解決しているというお話もしていました。
僕も今FlashLite1.1でゲームを作っているのですが、「複数のファイルを読み込ませるために偽画面(ロードしてるっぽい画面とか。ロードしてないのにw)を作ってボタンを押させる」とかいうワケわからない実装だったりしてるので、吐き出す前に書き換えが済んでいれば通信不要となるわけですから、使いようがあるかも。





発表の中で「FlashLite1.1では引数パラメータを渡せない」というのがありました。多分「仕様では不可能」という意味でおっしゃっていたと思うのですが、バイトコード書き換えで埋め込むことができますので、一応知らない人のために。

[FlashLite1.1でURLパラメータの値を取得する方法]
http://d.hatena.ne.jp/absun/20090729#1248861642



色々なアプローチの方法があるんだなと感動したよっていう話。ともかく、素晴らしい発表でした、お疲れ様でした!